Vietnam&Cambodia’08 TRAVELogue#04

土, 05 4月 2008 22:46:45 +0900 § コメントする

February22FRI★Mekong River Cruise編

やっと乗船。Mekong River Cruiseの始まり始まり~。同じバスからふたつの船に分かれて乗った。殆どが欧米人。英語のツアーだから当然か。そしてベトナム帽子を被って浮れている私たちに注がれる視線は、心なしか、微笑ましい光景を目にしたときの大人のそれである。。私、何歳だと思われているんだろう。。いちばん後ろの席を陣取って、メコン川をゆっくり進む。幅の広い大きな大きな川。土色に濁っているけど汚い訳ではなくて肥沃な土を運んでいるためらしい。チベット高原から始まって、中国雲南省を通り、ミャンマー・ラオス国境線、タイ・ラオス国境線、カンボジアを通じて、ベトナムに抜ける大河。ちなみにメコンはタイ語らしいよ。

大きな川に小さな船でどんぶらこ。なんだか落ち着く。海にしても大河にしてもなんだか包み込まれるような母性みたいなものを感じるよね。とか思いつつぼんやりしていたら、ガイドの彼が何か言っている。上にあがれと。どういう意味かというと、

こういう意味→

船頭さんの席に座っていいって。特等席。周りをぐるりと見渡せるし、風を受けられてほんとに気持ちいい。裸足であがって寛いだ。彼はANHNさんと言って意外とおちゃめなおじさんだった。寡黙な人かと思っていたら、写真を撮ろうとする度に背後ににゅっと顔を出してピースサイン。写りたいらしい。。ホテルではにかみ兄さんに借りたベトナム語の本を使って色々話してみた。まあ大体は発音が悪くて"ん?"てされて、本に書いてある文章を直接みせる、ということになるんだけど。

途中で更に小さなボートに乗り換え。グループもまたふたつに分裂した。ばいばいアンさん・・・ありがとうを言って、幅の狭い川幅に入り込んでいった。今度はいちばん前の席。これもいい席。何故ならボートが小さくて長細いから二番目以降の席に座ると前がよくみえない。ただいちばん前は日差しをまっすぐ受けるからすごく暑かった。帽子を被ったら(でかすぎて)後ろの人たちに迷惑だから使えないし。。

着いたのはココナッツキャンディー工場。工場といっても女の人が4,5人くらいで簡単な機械を使いながらほぼ手作りしている。工程を丁寧に説明してくれた。

きれいな手。

その後はバナナチップスの試食とかバナナワインの試飲とか。先に進むに連れてわかるのだけど、こうして要所要所にfree timeを装ったshopping timeがあるのね。まあ当然だと思う。でも私はこの時間を大体、きょろきょろしながらうろうろして過ごす。すると・・・!!

大蛇を発見!!早速、巻いてみる。タイに続いて二度目の大蛇巻き体験です。エキサイティング!!写真をみてわかるように、大喜びの私。。遠巻きに見守る人々。勿論、ココナッツキャンディを購入しているいとこのチャンミを売店から呼び出して、彼女にもやらせた。結構のりのいいこなので、そのまま巻かれてた。さすが私のいとこ。その後はハンモックに揺られたりして遊んだ。

他の島に移動するためにまた小ボートから大ボートに。つまりまたアンさんに再会。なんだ、もう会えないのだと思っていたよ。そしてこの移動中に初めて、同じ団体のうちのひとりに話しかけられた。会釈をされたので会釈で返したら会話が始まった。おじさんはドイツ人で、一人旅らしい。名はルッツ。人のよさそうな笑顔を浮かべていたのであっさり好感を持って、お昼も一緒に食べた。お昼は塩焼きそばみたいなやつで、意外と美味しかった。+スープ+コーラ(ぼったくられそうになったのをルッツがみかねておごってくれた)。。

そしてベトナムアイスコーヒー(有料)。半分が氷だったけど、ジュースを頼んでもいつもぬるいし、珈琲の濃さと練乳みたいののバランスが意外とよくてまた美味しかった。

ジャーマンな彼はベトナムを北から下ってきたらしい。明日はバイクを使ってこの周辺を巡るらしい。私も一人旅が好きでNepalとかFranceとか行きましたって言ったらタフだね、と言われた。そして私たちの関係について聞いてきた。今回の旅の途中でほんとに何度この質問を受けたことか!人々の目にとても不思議に写るらしい。勿論、私たちは韓国語で会話をするのだけど、場合によっては私は日本語も使うし、姉妹というにも友達というにも微妙な年齢差のせいなんだけど。そしてstyleも違う。

そして彼は言った。君は特別な顔をしているよね、と。これも我が人生の中で何度言われてきたことか。でも日本人以外の人にまで言われるのはまだ慣れていなくて、いまだに変な感じになる。だってuniqueとかspecialとか英語で言われても褒められてんだかなんだかいまいち微妙で。それで私が複雑な表情をしていると、いい意味だよって言ってくれるけど。そうですか。じゃあ喜んでおきます。

でもこの彼とはこの時に連絡先を交換したのだけど、後日、私のこと覚えてますか?ってメールを送ったら「勿論!だって僕は君の顔をみたとき、本当に驚いたんだ!君の顔は・・・」って、まだ顔のことを言っていた・・・!もしかして私が毎日鏡で出会っている普通の顔と、他人からみえる私の顔は違うのか!?何なの!?

兎に角。また大ボートから小ボートに乗り換えて次に連れてこられたのはハチミツ工場。あ、工場じゃないか。養蜂。その道の途中ではイギリス人の大学院生(OxfordだかCambridgeだか)に話しかけられたのだけど、彼はなんと数年前、춘천(春川。韓国の地方)で、盲目の小学生たちに英語を教えていたらしい。日本にも行ったことあるとかで、東京とか大阪とか京都とか広島の写真をi-Podでみせてくれた。色々な人がいるものだ。

で、蜂だらけの巣脾を持ったり持たせたり、グロテスク蛇酒を一気飲み(これはさすがのチャンミも後追いしてくれなかった・・・)してみたりした。蛇酒はかなり濃度が高めで、胸の辺りがカーッと熱くなった。私、意外と?果敢なchallengerです。そして着席してハチミツティー。お茶って言うかお湯に蜂蜜を溶かしただけだから蜂蜜湯。。

そして例の如くsales timeが訪れるのだけど、次第にみんな買わなくなってくる。暑いのもあってちょっとぼおっとしているというのもある。だから結局、なんとなくみんな座っているだけで何をする訳でもないというゆるい時間が流れる。この後も、ちょっと歩いて辿り着いたのはやっぱりテーブル席。最後のstageは民俗音楽を聴きながらフルーツ盛り沢山、というコンセプトらしい。その、なんとなくな流れには一応のって、目の前にあるフルーツを全種類ひとつずつ食べてみた。Dragonfruit,Papaya,Banana,Grape fruit,Pineapple…

そして担いでみた。

 

帰りは更に更に小さなボートに乗った。一列に並んで、船頭ふたりとガイドさんといつの間にかトリオ化したドイツ人と私といとこ。私といとこを抜かしたみんなが必死で漕いでくれた。他の船よりすごく早かった!ありがとうみんな!

という訳で大ボートに戻って、バスに乗って、HCM市内に戻ったときには夜だった。夕飯はベトナム人の友達、ミリと一緒に三人で美味しくないPASTA&PIZZAを食べた。彼女はソウルで一緒に韓国語を勉強していたこなのだけど、冬の学期を「寒いから」(!)という理由で飛ばして、帰国中だったのだ。でも前よりも韓国語が上達していた!独特で可愛くて面白い彼女と再会できて、とても嬉しかったし楽しかった♪今回は残念ながら忙しいみたいで、ご飯だけになってしまったけれど。。色々な国の友達ができると、いつか遊びに行くよとか、日本にきたら案内するよとか言うものだけど、私は結構、実現化する方だと思う。

夜、宿泊先を変えてみようということになって、移動した。フォンダーラオ通りのDUNA HOTEL($25)。疲れて眠い。たぶん、この日はすぐに寝た。

次回はHCM彷徨い編。仮。

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