旅の準備 for Iceland ✈︎

木, 02 1月 2020 21:18:13 +0900 § コメントする

Happy New Year 2020!

旅本を出したらとよく言われるけれど怠けものでブログの更新さえもできていないので、旅をしながらUPする試み第一弾。今、Icelandに到着したばかりのところ。

旅の計画はいつも突然。旅先が海外であろうと、航空券を購入後、向かいながら巡るルートを決めて宿をとることが多い。2020年元旦から飛ぶ今回のアイスランド行きを決めたのは、クリスマスの朝だった。

宿に関しては、私はわりとどこでも寝られるので、安宿ドミトリーでOK◎ 大体、宿泊予約サイトで、ロケーションを絞って、低価格順にして、口コミ8以上にする。今回はここ!5泊で1万円以下なら、遠出するときも荷物を置いていけるし、便利だから、とりあえず抑えた。

▪️Hlemmur Square

http://www.booking.com/Share-VlFqbC

次に、今回アイスランドに行く主な目的はオーロラとブルーラグーンなので、この外せないふたつについて調べたところ、ブルーラグーンは空港の近くにあることがわかった。現地には午前中に到着する予定なので、空港→ブルーラグーン→街と、いきなり向かうことが決定!

各ポイントは、バスで繋がっている。ブルーラグーンは予約制なので、公式サイトへ♨︎ バスの予約もここで合わせてできた。ヘルシンキ経由の長いフライトの後だから、早速お湯に浸かれるのは嬉しい!

▪️BLUE LAGOON

https://www.bluelagoon.com

そしてこの辺りで私はようやく気づいたのだ。勢いで航空券とったのはいいけど、北欧、物価高くない?そしてアイスランド、各所への行き方の選択肢、少なすぎない?現地でお金が飛んでいく予感に震え…

たけど、もう行くと決めたから。いつまた行けるかわからないから。結局アイスランド内の巡り方はほぼ、レンタカーかバスツアーの二択なのだけど、安全第一でバスツアーをうまく組み合わせることにした。

そして、世界中の美味しいものは大体東京で食べられると思っているので、予算を抑えるべきはそこだ!と非常食の買い込みを決意。

余談だが、お金の使い方には、指標がふたつある。どちらも友人から聞いた時に、心にすとんと入って、留まり続けている言葉。

Spend money on Experiences, Not on Things – お金は物にではなく経験に使おう

Don’t buy if you’re still thinking, Just go if you’re still thinking! – 買うか迷ったら買うな、行くか迷ったら行け!

私の生き方や価値観に合致するのだと思う。参考までに。

話は戻って、ここまでの準備、この通り、ぎりぎり!

12/25 航空券と宿の予約

12/30 BLUE LAGOON予約 ☜今ここ

12/31 旅に必要なものの買い出し

1/1 朝から成田空港へ

そして思った。現地で5泊6日。1日目でブルーラグーンに行って、運良く夜にオーロラも観られたら、あと5日何するの?てか、アイスランドってそれ以外、何があるの?と…

続く✈︎

INPUT and OUTPUT

月, 10 3月 2014 00:35:32 +0900 § コメントする

2013年。パリから東京に戻ってSHOPを再開して更に再就職をした。家づくりに携わる仕事をしたいとずっと潜在的に思っていたから、それに近づけたのが嬉しいしたのしい。やりたかったことのひとつ。ひとの心の拠りどころを、目にみえる形で、残していく仕事です。
red

まだ挑戦したいことがたくさんある、今。自分の内側に感性のコップを置いて、INPUTされていく諸々が、何らかの形で、溢れでるのを息を潜めて待っている。容量は未知数で、今にも満たされそうで、まだ縁に届かない。

数年前から、INPUTとOUTPUTの切り替えのタイミングを自分で決めるの、止めた。

「そのとき」は自然に訪れるはず。

時々、自分の内側で、ごろんと重たいものが転がったり、柔かいものが跳ねたり、どしんと衝撃を受けたり、ふわふわと浮足だったり、ふと、静かになったりする。それがきっと、胎動のようなものだと、思う。

相変わらずの騒々しい日々の中で、核として存在している自分の求める何かが何なのか、知ることになる「そのとき」が、今から楽しみ。

心身ともに健やかで、いい年だけどお肌の調子もよい。ごはんもおいしい。

あとは毎日少しずつでも運動したり勉強したり文章を書いたりお店のメンテナンスをしたり頭の中に何年も存在しているものを具現化したり、そういうアクションを起こすべきで、そのために自分を奮い立たせたいところ。

それが、難しいのだけど。

BAQUA JOURNAL SHOP http://shop.baquajournal.com
■欧州アンティーク、入荷しました!

Bonne Année 2013..

木, 31 1月 2013 03:35:19 +0900 § コメントする

2013

2013年、明けましておめでとうございます。今更すぎるけれど・・年明け早々に風邪をひいて熱を出してひきこもり、中旬には雪が降って興奮して、あっという間に月末。Franceでの限られた一年間。折り返してもうあと五ヶ月。すぐに時間が過ぎていくことは判っていたけれど、想像通り。私、必死。生活に必死。睡眠時間が平均三時間。不眠症の域・・寝ないと老ける・・

もっとまめにBlogを更新して情報を発信したかったけど、夏がきて秋がきて冬がきて。もう春夏パリコレクションがどうのこうのという時期に。という訳で、昨年のことは、ぼちぼち、思い出話を語るように、ゆっくりと、いずれ、綴っていきます。

年末年始はParisで過ごした。たのしかったよ。大晦日は友達と鍋をしてほっこり。でもその後、カウントダウンは外で過ごそうと、エッフェル塔付近に行ったら、とんでもないことに。年越しの瞬間、欧米では、近くにいるひとと、誰とでも、口づけを交わす習慣でもあるのでしょうか。

その文化?に便乗する形で、中東系の方々がわらわらと唇を狙って襲ってきて。女の子三人、手を繋いで走って逃げた。それでも追ってくる。腕を捕まれる。振り払う。抱きつかれる。暴れて抵抗する。突き飛ばす。もう、身を守るのに必死。
ひとりじゃなくてよかった・・痴漢も多くて、指を捻り上げたり一喝したりで・・

すっごく大変だった!!雨の中、傘もささずに!!しかもエッフェル塔の真下もそうだったけど、その後に歩いて向かったシャンゼリゼ通りも、入場規制をされていて。みんなでまたおうちに戻って、DVDを観ながらトッポギを食べた。

この騒動の結果、まんまと風邪をひいて、元日はそれから一歩も外に出ずに過ごしたよ。お雑煮が食べたかった。日本のでも韓国のでもどっちでもいいから・・・

そんな年明けだったので、激動の一年になる予感。ひとまず、初夏に帰国予定です。その後は、どうなることやら。これまで通り、結局は、したいようにしていくのでしょう。楽しみだな。幾つになっても、年を重ねることをたのしみにしていたいし、喜んで迎えたい。わくわくする。

普通に生活していれば、理不尽なことや嫌なこともある。でもC’est la vie..それが人生。ネガティブなことも、捉え方次第で、ポジティブに変換できることは、意外と多い。そして幸い、私はそれが得意な方:-D

無駄なことばかりにエネルギーを使っているとたまに叱られるけど、何かの為にはなっているははずだと、これも前向きに信じて、今年も頑張りたいです。

昨年と同じく本年も相変わらずの私になるかとは思いますが、皆さん、何卒、よろしくお願い致します。

iPhoneとの悲しい運命

木, 15 11月 2012 02:23:41 +0900 § コメントする

私の手に渡った歴代のiPhoneたちの悲哀を語りだせば、一本映画ができそうなほどに波乱万丈で、彼らは可哀想な運命を(今のところ100%)辿っている。液晶画面を粉砕すること3回、紛失すること4回(内2回は戻った)。痛い思いや寂しい思いをさせて、本当に、悪かったと思っています。だから、戻ってきて。お願い。

ここParisにきて、粉砕すること1回、紛失すること1回。もう何度も液晶画面を割っているのに、保護するカバーもシールもない無防備状態だったので、いつものそそっかしさで手から滑り落として、ヒビが。ま、ヒビくらいいいかと思ってそのまま使っているうちにもう一度落として、ガシャーン。

液晶画面に、謎の闇が…。もう、触れても反応もしてくれない…。私のこと、完全無視。逆に、触れてもいないのに、生命を宿したかのごとく勝手に動きだして、電話を掛けはじめる暴走っぷり。私のひどい扱いに、完全に、ぐれていた。直してあげようと、思いました。というか直さないと、私が困るし。

iPhoneのことならApple Storeだよねって、ルーヴル美術館の逆さピラミッドの横にあるApple Storeに駆け込み。修理してほしいと伝えると、ネットで予約しろと。GoogleでGenius Barを検索してと。STAFFのお兄さん。その手に持っているiPadで今すぐやってよ、と思ったので、ヘンな英語で要求したら、かなり渋々やってくれた。でも一週間後って!!

一週間後、わくわくしながら行った。今までの経験上、液晶画面の修理など、15~20分で終るものなのだ。ところが・・・なんと、修理拒否!!Apple Storeの言い分はこう。

現在の(割れている)液晶画面がApple製ではない(日本で割った際に、Apple Storeではなくスマホ修理屋さんで代えたため)→このiPhoneはApple製ではない→Apple Storeでは取り扱えない。

まさかのFAKE扱い。悲しい顔で何度もお願いしたけど、だめだった。じゃあ、どこで直せばいいのって詰め寄ったら、Googleで検索すれば出てくるよと。先週のお兄さんといい、AppleとGoogleは仲良くないはずなのに、頼りすぎ。

東京でスマホを直せる場所は知っている。8,000円くらいで20分で直してくれる。もう、日本で直すしかないかも…と、諦めかけていた、ある日。道端に落ちているチラシをみつけたの。なんて書いてあるかはわからないけど、液晶画面がバキバキに割れたiPhoneのイラストが描かれたチラシを。祈るような思いで、その住所に向かった。

あっという間に直った!!日本と同じ、89€で20分くらいで。しかも優しげなお兄さんは待つ間珈琲までくれて、目の前で修理してくれました。興味津々で覗き込んでいたから、やりにくそうだったけど、得意げだった。完成したとき、「MERCIIIIII!!!!!(ありがとうおおお!!)」って、叫びました。

嬉しかったなあ、あのとき。(このたった11日後に紛失・・今度こそ大切にしようとMarc by Marc Jacobsのカバーを購入した矢先・・)

紛失の件は、日本では二回みつかったけど、Parisではきっと無理だろうと早々に諦めた。日本でみつからなかったのも、新宿歌舞伎町という都内でも特にみつかりそうにない街で落としたものだし。JR横浜線は二回失くしても二回戻ってきました。J’aime Yokohama..

でも、誰か、私並みのうっかりものがParisでiPhoneを壊したときのために、お店を紹介しておきます。下記の通り。3番線のBourse駅の近くだよ!

■TELEPHONE STORE  http://www.telstore.fr

ついでに都内のスマホ修理屋も。

■iPhone修理センター(新宿店) http://www.iphone.co.jp/?page_id=584

■sevens&S/MART! 渋谷パルコ店 http://www.smart-repair.jp/store/parco-shibuya.html

Paris Plages 2012 セーヌ河岸の浜辺

金, 14 9月 2012 15:56:30 +0900 § コメントする

今年の夏は海にもプールにも行かずに、終ろうとしている。由比ガ浜で海を眺めることもなく、猿島でBBQすることもなく、流れるプールに流されることもなく。夏らしいことしてないなあ・・と思った瞬間に思い出したのが、Paris Plages!!                                                                                              

夏限定で、セーヌ河岸に約一ヶ月間、人工の浜辺ができるのです。2006年夏からの恒例イベントらしい。しょぼいという噂も聞きつつ、少しでも夏らしさを体感するべく、妹と行ってきました。                                                           

ただ歩くだけだと雰囲気を掴みきれないと思うけど、人工ビーチの上にはパラソル、デッキチェア、ハンモックなどが自由に使えるように置いてあるので、空いているのをみつけて転がれば、結構、海気分は味わえる。

カップルを眺めながら、ごろーん。

目を瞑って、子どもたちがきゃっきゃとはしゃぐ声を聞きながら、指先で砂に触れれば・・そこは海辺。誰がなんと言おうとビーチ。足りないのは波の音と潮の香りかな・・。誰か横で、ザルと小豆を携えて、音の演出をしてほしい。

こんな砂アートもあります。何を表現しているのかは不明。

他にも、霧シャワー(気持ちよさそうだった!!)とかカフェとかアイスクリーム屋さん、子供用プレイランド、各種イベントが開かれている。アイスクリームを片手にてくてくお散歩するのも結構楽しい♪

セキュリティやトイレも完備。セキュリティのひとたちもバカンスムードだったけど・・無料だし、子どもたちにとっては特に良さそうなイベントでした♪Parisに夏にお越しの方々は是非。しょぼいなんて言ったら・・

おじさん、おこっちゃうよー(妹はみつけた謎のキュートなふくれっ面。可愛すぎでしょ)

Franceってなんか、ゆるい。色々な意味で。最近しみじみ思う。

C’est les vacances.. ヴァカンスとは・・

水, 15 8月 2012 20:06:27 +0900 § コメントする

日本人は、実によく働く民族である。過労死が後を絶たないほどの勤勉さ。私も日本では、鬼の形相で、馬車馬のように働いていました。ぶーぶー文句言いながらも、有給もとらず、毎日毎日夜遅くまで。昼休みもほぼとらずに。外回りの営業中でも、喫茶店で気を失っていたことはあっても、漫画喫茶なんかで過ごしたことは、一度もない。(当たり前・・)

今日、思うところがあって調べてみた。フランス人にとっての、労働とは、休日とはなんぞやと。検索して出てきたのは、Wikipediaの「休日」のページ。”世界の休日・休暇”の欄の一行目で、早速この文章をみつけた。

世界でも最高水準の休暇の過ごし方をしている国民はフランス人である。フランス人のほとんどは連続4週間程度の長期休暇を取得し長期滞在型の休暇を楽しんでおり、各国で憧れの的となっている。日本でも長期休暇がフランス風にバカンスと呼ばれたりしている。

ふむ、と頷きながら、次は「バカンス」のリンク先に飛ぶ。

フランスの法律では、休暇は連続5週間まで取得可能となっている。そのため、企業経営者から学生にいたるまで夏季に連続1ヶ月ほどの休暇を取得する。日本で一般的な短期周遊型の休暇と異なり、数週間にわたる長期滞在型休暇を過ごす。

長期間に渡るため、時として「ロマンス」が生まれるなど、時として人生を変えるほどのインパクトを持つ。そのため、「フランス人は一年の大半を次のバカンスをどのように過ごそうか考えながら暮らしている」「フランス人はバカンスのために生きている」とすら言われる。

なるほど。なるほどね。ロマンスにまでリンクが飛んでしまう、フランス人にとってのバカンス。羨ましい。羨ましいよ。その生き方、働き方。通常時でも、帰る時間まで早いみたいだし。

でもね。

普段から、思っていました。郵便局やスーパーマーケットまで、毎日、約二時間ほどの昼休みをとるところ(交代で休んでー!!)や、日曜日になると、大手の百貨店を含めて、Paris市内でさえ、ほとんどの店が閉まっているところ(平日働いてる人はいつ買い物すればいいのー!?)・・

とっても、不便!!もっと、もうちょっと働こうよ・・!!

私は今まだParis郊外に住んでいるのだけど、この街、まさにゴーストタウンと化している。スーパーマーケットも薬局もパン屋もレストランも美容サロンも花屋も雑貨屋も、全てが約一か月ほどのお休みを頂戴してしまっている・・

今夜の夕飯、どうすればいいのー!?(これが労働と休日について調べ始めたきっかけ・・)

食糧のストックがないよー

おなかすいたよー

きゅるる・・

悲しみのあまり・・

ブログを更新してしまったよ・・

54日目の宇宙人

土, 04 8月 2012 00:28:49 +0900 § 1件のコメント

Franceに来て54日目。丸一年間滞在するとして54/365で考えると、既に1/7は経過したということ。この国に来て、仕事をみつけて携帯電話を購入してJAPAN EXPOに参加して銀行口座を開設して働きながら新しい部屋を探してみつけて契約してネットショップを立ち上げて時々美術館に行って。それで約一ヵ月半。齢30にして初めての一人暮らし。疎かにしたのは・・諸々の勉強。。

生活環境をやっと整えたんだから、そろそろ動きを変えていかないとね。

先日母から「典子はいつもわざわざ苦労する道を選ぶから理解できない!私が産んで育てたけど、今はもう研究対象よっ!」と。それを聞いて、父が昔、家に来たお客さんに私のこと「うちの宇宙人です」と紹介したことをまた回想してしまった。

岡本太郎の「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。 ほんとうはそっち  に進みたいんだ。 危険だから生きる意味があるんだ」に感銘を受けて選択したきた結果が・・ただのボヘミアンや・・

心配させてばかりなので、そこのところは申し訳なく思うけど、結局は好きにさせてくれてありがたい。というか勝手に強行しているだけだけど。ごめんね。でもありがとう。

外国で暮らすことはそんなに冒険でもなくて。韓国にいたとき、それは半分母国だからかなと思っていたけど、それでアジア圏外にまで来た訳だけど、まだ約一ヵ月半だけど、普通に「日常」を送るようになると、結局は、やっぱり「私は私」でしかないことに改めて気づかされる。それを確かめに来たともいえるので、想定内でも、これは確かな収穫:)

母さんに経過観察されている研究対象としての立場的にも、意義のある結果を残したいな。今のところは、家族に心配をかけながら日銭を稼ぎつつ旅を繰り返すあたり、限りなく”フーテンの寅さん”に近いのですが。

色々呟きつつも、来週はOlympicで盛り上がっている、Londonに行って参ります♪

性懲りもなく、ふらふら~

RENEWAL OPEN!! BAQUA JOURNAL Original and World variety shop

日, 22 7月 2012 17:37:02 +0900 § コメントする

BAQUA JOURNAL SHOP -2005年に静かに開店したものの、数年間の放置期間や休業期間を経て・・またもや密やかに再開店準備を進めて、2012年ようやく、再スタートです。私は今フランスにいるけど、発送は日本国内からです。

BAQUA JOURNAL Original and World variety shop  http://shop.baquajournal.com

はじめに、このSHOPは何かについてお話させて頂きます。

最初は、旅の途中でみつけたものを持ち帰って、シェアしたいという気持ちから始まりました。学生時代からフェアトレードに関心があって、それに少しでも近いことを、できる範囲で、勉強のつもりで始めたのです。資金力はないから、インターネット上でなら、自分でもすぐにできる気がしたので。

もともとものづくりも好きだし、ちょうど写真や絵やヘンナモノを作って個展とかもしていた時期だったから、そのうちオリジナル商品も作ろうと思って店名の横にOriginalと表記したものの・・未だにデビューせず。。在仏中に集中して制作に取り組む、つもり。。

人と人、人とモノ、モノとモノが繋がることで、新しいことやちょっと面白いこと、ときめくような刺激が生まれるような「きっかけ」を、自ら発信し続ける人間になりたいというのが私の理想だから、ここからまたすてきな出会いや繋がりが生まれるといいなあと思っています。

第一弾のメイン商品は「瓦Re:KEY HOLDER」です。陸前高田の瓦礫の山をみて、現地でボランティア活動をして、そういうなかでみつけたもの。陸前高田の瓦礫を材料に、被災された方々の手によって、制作されています。買うだけで、微力でも、誰かのためになる。

WEB上を検索しつくしてみたけど、色や形を選べるのは私の店だけだと思う。少しでもご関心がある方は、リンク先にGO!

まめな性格じゃないからまた更新が不定的になるかもしれなけど、注文に関しては誠意とスピードを持って、対応させて頂きます。

ちなみに今回のリニューアルで何が変わったのかというと、デザインと商品数と、決済方法!!銀行振り込みの他に、クレジットカードでの支払いやコンビニ払い、代引きができるようになったよー!!(やっと・・)

開店したときも書いたけど、小さく始めて大きく育てたいと思います♪

ではまた改めて、よろしくね。

JAPAN EXPO 2012

木, 12 7月 2012 00:51:03 +0900 § コメントする

JAPAN EXPO“―信じられないことに、今や来場者数が20万人近いというこの「日本文化」に特化した四日間に渡るBIG EVENTは、1999年に、日本文化の情熱的なファンであった数人のフランス人の若者による企画、実行から始まったという。今も、運営しているのは、主にフランス人。これって、すごいことだと思う・・・!!!!どれだけ愛されてるの、日本。てか日本のアニメ。。オタク文化。。

初日は平日にも関わらず、ものすごい人!!そして会場もとんでもなく広い!!すごく広いのに、人・人・人!!比率としては、やはりコスプレとかそれ系の方々が多いのだけど、年齢層には意外と幅があって、親子揃ってのコスプレ(親御さんは結構いい年だったり・・)も多くみかけて、不思議な空間だった。取りあえず、熱気がむんむん。

 

私はここに遊びに来たのではなく・・「パリ小町」さんという震災をきっかけにパリで発足したボランティア団体のお手伝いで来た。「着物で何かできること」はないかと、パリ在住の着物好き日本人女性の有志によって結成されたとのこと。親の反対を押し切ってスーツケースに着物を詰め込んできた私。誰かのために何かをしたい私。フランスに渡ってすぐに巡り合えたのは、ご縁以外の何物でもないはず。海を越えてここにきても「何かできることを」と考えて、動くひとたちがいる。純粋に、とても素敵だと思った。

パリ小町さんのブースでは浴衣と着物を数種類用意して、3€(全額募金となる)での浴衣の着付けと、石巻市の和小物の販売をしていた。ここにきて(おぼろげな)着付け技術が役に立つとは~まさかフランスで着付けする機会があるとは~

嬉しかった・・!!浴衣を着てはにかむ女性たちの笑顔をみて、また貰い笑顔。みんな可愛い。

 

  

私は午後過ぎてからの参加だったから、あまり沢山お手伝いできなかったけど、それでも、とても貴重な経験ができた。また参加したいと思った。それにしても・・それにしても・・JAPAN EXPOでの「日本文化」はかなり偏っている。。おそらくフランスの中でもOTAKUな方々が集結しているのだろうことは明確である。コスプレはNARUTOとONE PIECEが多かった。もはや日本とか全然関係ないハリポタ系もいたり、もうなんでもありの状態・・

   

そしてすごく気になったのは、「YAWARA!」や「20世紀少年」の浦澤直樹先生が来場とのことで、特別ブースがあったこと!!英語/フランス語版のJAPAN EXPOのWEBSITEをみたら、即興で絵を描いたりもしたみたい。みたかったなあぁ。

  

とにもかくにも・・日本愛を感じたイベントでした。帰りの電車はこっちにきて初めてのぎゅうぎゅうの満員電車に、私も着物もくたくたに。JAPAN EXPO・・マニアックなイベントだけど、いつか個人で出展してみたいと思った!!受けた刺激を倍返しできるような面白いことを考えたい。取りあえず今は、今しかできないことを。それがまた意外なことに山ほどあって、時々見失いかけるけれど、その度に周りに喝を入れられながら、なんとか・・前に進んでいます!!帰国する前に、何か形として残せますように。

それでは、、À bientôt!(またね!)

ちなみに、、

震災をきっかけに、日本人の意識には明らかに変革があって、最近も原発関連のニュースなどをみる度に、痛みと共に、不謹慎かもしれないけれど感動に似た不思議で複雑な感情を抱く。昔からずっと、日本人は基本的に(いい意味で)平和ボケだって思っていた。小さな頃からずっと往復してきた、日本と韓国の自国への愛国心の差は、歴史認識の違いにも密接に関連している。

私が昔からもどかしく思ってきたのは、日本人の自虐的なところ。良いところが沢山あるのに、日本を「諦めてる」日本人が多くて。でも、震災で大打撃を受けて、覚醒したのか、多くのひとたちが自分の国の「在り方」を考え始めた。傍観するのではなく各々が「だめなところ」をどうにかしようと動き出した。倒れかけたものを、再建しようとしているひとがいる。誇るべき文化を守ろうとしているひとがいる。

今は辛くてしんどくても、これを乗り越えたら、前よりもずっと、強くなれるのではないだろうかと期待してしまう。こんなにまじめで勤勉な国民性はそうそうないから。できれば私が生きているうちに、少しでも、次の新しい時代への光がみえるといい。そのために、微力でも役に立てるような人間に、なりたい

浴衣の着付 et Gay Pride Paris 2012

月, 02 7月 2012 22:54:09 +0900 § コメントする

刺激的な土曜日は浴衣の着付レッスンから。来週パリで開催されるJAPAN EXPOで、パリ小町さんという団体のボランティアスタッフとして、外国人の方々に着付けをするので、その打ち合わせと練習のために。今回フランスに、着物を幾つか持参していて。着物を着るような機会があったら素敵なはず・・てか機会がなかったら作る!!という思いで持ってきたら、早速♪♪ 意外と大和撫子なことに、数年前にアンティーク着物などにはまって、着付けも教わっていて。でも自分で着るのも難しいけど、人に着せるのはもっと難しい。

参加したことで、ここに来て初めてこんなに多くの日本人の方々に会って、話をした。学校に通っているひと、働いているひと、結婚しているひと。様々な環境の、日本人女性たち。「まだフランスに着いて二週間ちょっとなんです・・(ちなみに明日から仕事はじめます)」と伝えたところ行動力をほめられて小テレ。でも、私にとっては着いた日からずっと、ただただ手探りの日々で・・

更に、この日はパリ市内ではBIG EVENTが。それがGay Pride!! 世界中からゲイの皆さまが大集合して、思い思いの格好でパリの中心地を練り歩く。かなり熱い!! 日本では考えられない。コスプレどころか、トップレスとか普通にいるし。

MontparnasseからBastilleまでのパレードが14時からスタートとのことだったので、18時過ぎにそれを思い出して、もう終わってるかもしれないと思いながらも、ゴールのバスティーユに向かってみたら・・

全っ然、終ってなかった・・・!! というか真っ最中!!

まあこういうイベントが明るいうちに終わる訳がないよね。すごく盛り上がっていたけど、正直、ひとりでみるのには余りある雰囲気。これは友達と、ビールとか片手にハイテンションでみるものだよね!踊ったり叫んだりしながら!

だから小一時間ほどみて、そしておうちに帰った。それでも心はだいぶ充たされたし、勇気づけられた。自分に正直に生きることは愚かでも尊いことだ!!!!

写真からでも、エネルギーをもらってね♪♪

OVER THE RAINBOW!!

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