‘ 詩 ’ カテゴリーのアーカイブ
ここ数ヶ月とにかく気持ちが不安定で、落ち着かない。少しでも気を緩ませると、果てしなく落ちていきそうで怖い。色いろな感情が混沌としていて、混ざりすぎて変な色になっている。数ヶ月前に書いた、今も変わらない、夜のこと。 夜の魔物/虹瑚 夜に泣くと、 夜の魔物に食べられる。 不安や緊張や悲しみや怒りが みるみる膨らんで 爆発して宇宙になって 闇のなかで一匹の魔物になる。 夢見騒がしい夜 寝苦しい夜 うだるような暑い夜 孤独に凍える夜 布団の中で丸まり泣き続ける、 小さく弱い女は食べられる。 夜の魔物は腹を満たして眠る。 泣き疲れた女も腹の中で眠る。 やがて朝が来て、 魔物は朝陽を浴びて死ぬ。 だから夜に泣いた翌朝は、 安堵感と喪失感が (ゆらゆら) 光のなかで漂い揺れて、 再生された自己に、影を落とす。 [ もっと読む ]
【胡蝶の夢】自分と物との区別のつかない物我一体の境地。または現実と夢とが区別できないことのたとえ。 文章というのは絵や写真よりも格段に、ひとにみせるのに勇気がいる。心の内、頭の中をそのまま公開しているようで、緊張するし慎重になる。反応も気になる。 先日のDESIGNFESTAで、詩集が二冊売れた。何かが始った瞬間に思えた。数日後にその感想が届いたとき、今まで生きてきたなかで初めての、新しい種類の感情に襲われて戸惑った。 嬉しさと驚きと安心と、説明のつかない何色もの感情をごちゃまぜにして、むくむく膨らませたような。 文章で、誰かの心に何かを残すこと。何かで充たすこと。続けていきたいと改めて強く思う。心の内、頭の中、のぞいてみたいひとは連絡をください。どこにでも届けにいきます。送ります。 *感想をくれたレイチェルさんがブログで詩集についてとりあげてくれました。うれしい。みてみて。http://blog.goo.ne.jp/katty_beth/e/f39a377ce85e5199e9ba3e13679f950d 詩集『胡蝶の夢』/虹瑚 一冊五百円 耳 夜の魔物 サンボ 駅 宇宙を抱えて眠る 写真 傘 ひかり 二十三歳 蝶の眼 手錠 虹 帰り道[ もっと読む ]
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